夢すき公園 夏の風物詩

 
 
「かみさま夢風鈴」は、染色した神代和紙の短冊1000枚と100個の鉄風鈴を夢すき公園の藤棚を中心に吊るして、和紙の美しさをPRしているイベントで、毎年旧暦の七夕がある8月に開催しています。
神郷は早くから「たたら吹き製鉄」が行われ、良質の鉄を大量に産出していました。ジブリ映画「もののけ姫」でも「たたら場」が描かれていたのでご存知の方も多いと思います。
「製鉄」と「紙漉き」。
神郷に二つの大きな生産活動があったことを広く知ってもらうため、2017年から始めました。  
 
 
 

夢すき公園に短冊が揺れるまで

こんにゃく糊を塗る 

 
屋外で約1か月という長い会期中の 雨風に耐える短冊にしなくてならないため、和紙には「こんにゃく糊」を塗ります。「こんにゃく糊」とはその名の通り、食べるこんにゃくから作られる糊のこと。昔から、和紙にこんにゃく糊を塗ることで、強い紙を作っていたそうです。

染色する

 
発色と使い勝手の良さから、アクリルガッシュを使います。洗濯物のように干して完成させます。

短冊に仕立てる

 
端に糸を通し染色紙を短冊に裁断します。これは吊るしたとき、上部がピンと張って美しいのと、強度を高めるためです。2000枚もの短冊一枚一枚、手作業で紐を通していきます。

風鈴に短冊を付ける

 
短冊を吊るす竹を山から切り出し、皮を剥いていきます。一方で、近隣の人に手伝って頂きながら、風鈴に短冊を取り付けていきます。

藤棚に設置する

 
保存会メンバーに近隣住民、有志の皆さんの力を借りて、公園に藤棚を中心に短冊を設置していきます。真夏の作業のため全員汗だくですが、風鈴の涼しい音色に心地よさを感じています。
 
 

 かみさま夢風鈴   


毎年8月夢すき公園に、美しく染色した神代和紙の短冊が、鉄や備前焼、ガラスの風鈴を飾り、訪れた人々に涼をお届けしています。

かみさま夢灯篭


盆を故郷で過ごす人や観光客の皆さんを、竹に和紙を貼った灯篭130基がお出迎えします。

ガラス風鈴づくり


神代和紙を切ったり貼ったりして、世界に一つだけのオリジナルガラス風鈴を作ります。