2020.6.26
短冊1300枚の紐通し作業
 

 「かみさま夢風鈴」に向けて作業も終盤戦です。今日は1300枚の短冊に穴を開け紐を通す、地味中に地味な作業です。
 短冊に穴を開ける係と、タコ糸を40cmにカットする係に分かれ、梅雨のじめっとした紙の館でひたすらに手を動かしていきます。

 今回は遠方より助っ人が2人も駆けつけてくれました!
 鳥取県から折に触れて手伝いに来て下さっている陶芸家のマユミさんと、移住先を探している兵庫県の絵描きのナオトさん。
 ナオトさんは、保存会の一人と旧知の仲ということもあり、移住先に新見市も候補に入れて下さっていて、下見も兼ねて来てくださいました。モノづくり販売サイトに自身の作品を出品されているので、ネット環境があれば何処でも住めるとのこと。岡山県の次は長野県へ行かれるそうです。理想にぴったりの場所が見つかるといいですね!
 

ナオトさんの手描きの絵に蝋引きのブックカバー。
ファンタジックな世界観が素敵です。ぜひ、覗いてみてください!
 
ナオト「絵本な雑貨店」
 

 そして、休憩はSくんが淹れてくれる珈琲。フィルターはなんと神代和紙です。手漉き和紙はコーヒーの雑味や渋みを吸着するので、とてもまろやかな味になります。実際この日も、夢すき公園の管理会社の方に、市販フィルターと神代和紙フィルターで淹れたものを飲み比べて頂きました。一口飲んだ後「全然違う!」とびっくりされていました。
 Sくんは、コーヒーフィルター用の和紙も漉いています。元々神代和紙は科学的なものを使わない自然由来の紙ですが、それよりもう一歩踏み込んで、熱湯を通しても安全で、コーヒーが美味しく淹れられる紙にするため試行錯誤してきました。今後は、ネットで買えるようにしていくようなので、その時はぜひお試しください。
 ちなみに、写真のコーヒードリッパーは、同じ神郷町の備前焼作家さんのもの。「三国窯」という工房を構えていらっしゃいます。「かみさま夢風鈴」会期中は、三国窯の備前焼風鈴と神代和紙の短冊付きで展示販売します。1000度以上の炎で焼いた風鈴の音も聴きにお越しください。