2020.6.63
こんにゃく糊の塗布作業

 いよいよ夏のメインイベント、「かみさま夢風鈴」と「夢灯篭」の準備が始まりました。まずは和紙にこんにゃく糊を塗る作業です。
 こんにゃく糊は、食べるこんにゃくの芋から作られる糊のこと。芋の精粉を水に溶かして和紙に塗ると、紙の強度と耐水性が上がるのです。どうしてこんなこと分かったのか、昔の人の知恵はスゴイと感心です。

 奥のメンバーが量っているのがこんにゃく芋の精粉。何やら怪しげな粉ですが、水に溶かせばトロっとした透明な液体となります。それを刷毛で薄く塗り、塗布面をステンレス乾燥機に貼ってから、塗布していない面にも塗る作業を延々と続けます。
 「神代和紙保存会には忍耐力無い人は入れないわ~」
などの無駄口をたたきながらほぼ1日で仕上げなくてはなりません。みんなの仕事の都合を合わせるのは大変です。
 

 「かみさま夢風鈴」と「夢灯篭」はどちらも屋外の展示イベントです。和紙の短冊は一カ月もの間、灼熱と風雨に耐える必要があります。こんにゃく糊を塗る作業はいわば必須の作業。これ無しでは、イベント自体の可不可が決まるようなもの。新型コロナウイルスの終息を願いつつ、黙々と作業をした次第。